和水町の㈱髙木牧場の髙木大輔さん(40)は、牛への負担軽減と徹底したコスト削減を理念に掲げ、家族経営で約140頭の乳牛を飼育している。

 乾燥おからなどのエコフィード活用で飼料費を抑え、暑熱対策ではソーカー設備や細霧装置を導入し飼養環境を改

 県農業研究センター高原農業研究所は、夏秋ホウレンソウの発芽と生育に影響を及ぼす温度の(いき)()並びに遮光資材の利用が、一株重や収穫量に及ぼす効果を明らかにした。

 近年、準高冷地の阿蘇地域でも盛夏期の高温化が進み、生育適温(15~2

 熊本市西区河内町のであい梨工房ぺあぺあ。2005年に芳野地区の3人の女性農業者が加工所を開いてから今年で22年目。

 地元の小さな直売所で販売をスタートし、現在は、you+youくまもと農畜産物市場や玉名市の草枕温泉など熊本市近郊含め4カ所

 天草市は、国内における薬用植物の需要拡大を背景に、2025年7月、(公財)東京生薬協会と国立研究開発法人医薬・基盤・健康・栄養研究所と協定を結び、試験栽培に取り組んでいる。

 薬用植物が中山間地域における新たな収益作物として期待が高まる中、

 2016年4月の熊本地震、続く同年6月の豪雨災害により、甚大な被害を受けた甲佐町宮内地区。高齢化が進む中山間地域で、米作りなどの営農継続は困難を極めた。

 新たな作物への転換を模索した、佐藤直樹さん(45)は、「今、何が足りないのか」と全国

 菊陽町で2024年に新規就農した松本晃吉さん(39)・亜弥さん(39)夫妻が出荷する米や()り玄米は、おいしく、安心して食べられると直売所で好評だ。

 晃吉さんは半導体メーカーに17年間勤めたが、コロナ禍に始めた菜園が楽しく、家族との時


 山鹿市の近藤雅仁さん(35)は2020年に新規就農。妻の千佳子さん(36)と二人三脚で「グローアップファーム」を経営する。現在、110㌃のハウスを中心に大玉スイカを栽培し、スイートコーンなど露地野菜も手掛けている。

 雅仁さんは、大学卒業後

 八代市で稲作約60㌶を経営するアグリサポート貴三代表の内田孝光さん(71)は、現在農業委員5期目。副会長として賃貸借契約や賃借料をめぐるトラブルなどの対応に加え、農家としては高齢農家の農地を積極的に引き受けてきた。現場と行政の両面から地域

 傾斜地や狭小地が多い柑橘栽培の園地で、今年からスマート農業に取り組む、熊本市西区の古川勲さん(43)、弥生さん(49)夫妻。

 「樹高が低く株元から樹形が広がる園地に適した、高性能の小型草刈機を探すのに苦労した」と勲さんは振り返る。

 特に、

 家族で栗や水稲を主に経営する山都町農業委員会職務代理者の門岡和美さん(74)=写真。

 現在、委員4期目で、農業者の声を聴き、地域活動へ積極的に参加して地域に根ざし、農地の適正化につなげている。

 また、昨年からは県農業委員会女性委員の会会長

 今年3月にあった農業委員会改選で、上天草市農業委員会会長に就任した平山明広さん(63)。若い頃から有機農業に取り組み、自然栽培のタマネギのやさしい甘さに感動したことを機に、17年前から自然栽培へと転換した。

 試行錯誤を重ねて安定生産を実現

 「お客さまから選んでもらえる野菜を作りたい」と目標を掲げ、和水町で露地野菜の生産に取り組む大木将裕さん(44)は、地域おこし協力隊の卒隊者だ。

 福岡市で中学校の教員を務める中、市民農園での栽培やさまざまな農業書籍を通し、土壌の自然な構造や

 南阿蘇村の地域おこし協力隊を経て、卒隊後に新規就農を果たした吉田洋樹さん(43)、千芳子さん(35)夫妻。

 関東のIT企業に勤めていた洋樹さんは、コロナ禍に食の重要性を実感。農業を志し、故郷の熊本市へUターンした。一方、千芳子さんは、自然

 熊本市南区でイチゴ栽培に励む日隠(ひがくれ)(たかし)さん(45)=写真。40歳で就農し、前職はオートバイの整備士という異色の経歴を持つ。

 当初は有機栽培のバニラビーンズに挑戦したが、製品化の壁が高く断念。イチゴに切り替え、ハウス15㌃

 農地や施設、機械といった「有形資産」に加え、栽培技術や販路などの「無形資産」を第三者に継承していく取り組みが増えつつある。熊本県では2021年に設立した「くまもと農業経営継承支援センター」を経て、25年には新たに「熊本県農業経営・就農支援