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【地域おこし協力隊、成果が地域に根づく②】和水町・大木将裕さん

2026年05月29日
     
グリーンピースの収穫に励む大木さん
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 「お客さまから選んでもらえる野菜を作りたい」と目標を掲げ、和水町で露地野菜の生産に取り組む大木将裕さん(44)は、地域おこし協力隊の卒隊者だ。

 福岡市で中学校の教員を務める中、市民農園での栽培やさまざまな農業書籍を通し、土壌の自然な構造や

 「お客さまから選んでもらえる野菜を作りたい」と目標を掲げ、和水町で露地野菜の生産に取り組む大木将裕さん(44)は、地域おこし協力隊の卒隊者だ。

 福岡市で中学校の教員を務める中、市民農園での栽培やさまざまな農業書籍を通し、土壌の自然な構造や生態系を保ちながら環境保全などにもつながる不耕起栽培に強い関心を抱き、妻の祖母が農地を所有する同町への移住を夫婦で決意。

 空き家バンクを活用し、住まいを探すため役場を訪ねた際、「地域おこし協力隊となって、農村地域の暮らし方や農業の道を模索するのも良いのでは」と助言された。

 2022年3月に16年務めた教員を退職し、4月から協力隊として移住定住支援センターに所属。空き家の調査や相談業務、SNSでの情報発信などに従事しながら町の環境に慣れていった。一方で、休日を利用して2㌃ほどの畑で不耕起栽培に取り組んだ。

 農業委員会の支援を受けて農地を確保し、25年、卒隊後すぐに就農。慣行農業が多い地域で異なる栽培方法ではあるが、先輩農家からのサポートもあり、地域に受け入れられていると感じている。

 現在、試行錯誤を重ねながら、約20㌃で春菊やスナップエンドウなど、旬の野菜を少量多品目で栽培。カフェや直売所、マルシェなどで販売し、消費者のニーズに応えながら、さらなる販路の拡大をめざす。

 今後は30㌃規模への拡大、省力化と安定生産をめざし三年輪作にも挑戦する。「10年、20年と、ここで農業を続けていきたい」と、地域にねざした営農への意欲をみせた。

大木さんのインスタグラム「oki natural field」のURL→(https://www.instagram.com/oki_natural_field/)

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