稲に被害を与えるウンカ類には、トビイロウンカ・セジロウンカ・ヒメトビウンカの3種がいる。3種ごとに海外飛来の時期、被害の特徴、殺虫剤抵抗性が異なるため、それぞれの違いを十分に理解し、対象とする種に適した防除をする必要がある。ここでは、これ

斑点米カメムシ類編

 斑点米カメムシ類は地域ごとに種構成が異なる。全国的に共通する主要種としてアカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ、クモヘリカメムシが知られる。近年、クモヘリカメムシが分布を東北北部へ拡大している。また、2025年

 今夏も猛暑の予想が出ており、安定的な生乳の生産には乳用牛の暑熱対策の重要性が一層高まっている。そこで、乳用牛の繁殖低下防止対策について、北里大獣医学部の鍋西久氏に解説してもらった。


牛舎環境「見える化」が第一歩、乳牛と人の感覚に大きな違い

 

 今夏も猛暑の予想が出ており、安定的な生乳の生産には乳用牛の暑熱対策の重要性が一層高まっている。そこで、乳用牛の繁殖低下防止対策について、北里大獣医学部の鍋西久氏に解説してもらった。


暑熱対策は優先順位が重要、日光の遮断や断熱、換気カギ


 暑熱

 今夏も猛暑の予想が出ており、安定的な生乳の生産には乳用牛の暑熱対策の重要性が一層高まっている。そこで、乳用牛の繁殖低下防止対策について、北里大獣医学部の鍋西久氏に解説してもらった。


猛暑が「新しい常態」に 

熱帯夜続きでストレスが蓄積

 近年の

 生産者と実需者のマッチングを支援し、コメの市場動向に詳しい株式会社アグリ・プラン代表取締役社長の八木俊明氏に今後のコメ市場の動向や消費拡大における地域の取り組みを聞いた。


卸は倉庫と資金繰り課題 過剰在庫や顧客の減少も

 現状の米の消費・流通

生産者と実需者のマッチングを支援し、コメの市場動向に詳しい株式会社アグリ・プラン代表取締役社長の八木俊明氏に今後のコメ市場の動向や消費拡大における地域の取り組みを聞いた。


祭と丼の組み合わせ 飲食店とコラボで振興策

 東北地方や甲信越、関東な

 人口減少や消費動向の変化、世界規模での食糧危機の懸念に加え、令和のコメ騒動とも言うべき米価の高騰や下落に伴った不安定なコメ市場によるコメ離れなど、ここ数年コメに関する報道が世間を騒がせている。こうした状況を踏まえて、生産者と実需者のマッチ

乾田直播で転作ローテ良好大型機械との相性バッチリ

 作付けの約半分を占める乾田直播の意義は単なる省力化にとどまらない。

 杉本農場では、同技術を麦・大豆による転作ローテーションの中核にも据える。代掻きをしない乾田直播により、圃場の排水性が向上、

三重県鈴鹿市 杉本農場 代表 杉本育久さん


大規模化と高度な省力化コメつくり新たな方向性

杉本農場の代表・杉本育久さん(38)の稲作経営は、大規模化と高度な省力化技術によって地域農業の新たな方向性を示す。

 その中核に位置づけられるのが、乾田直播

人材・技術・販売を統合持続可能な稲作経営モデル


 ただ課題も少なくない。規模拡大に伴い作業の遅れや管理のばらつきが生じやすく、人材育成との両立が難しい点だ。また、機械・施設投資の高額化や農村インフラの維持負担も経営を圧迫する要因となっている。

 資材高騰や農家の高齢化で、日本の稲作経営は転機を迎えている。こうした中、新潟県長岡市の㈲百笑会(池田治代表、48)は湛水直播栽培を導入し、育苗や田植え作業を省力化。労働時間を大幅に削減した。一方、三重県鈴鹿市の杉本農場(杉本育久代表、38

 業務用米に新たな支援 飼料用米・麦・大豆への支援

 新たに支援対象として追加されたのが「業務用米」である。外食や中食向けに使われる業務用米は、近年、輸入米との競合が強まっている。このため当面の間、単収向上などの支援が行われる。現場で反発の強

 世界の食料需給などが不安定に進行する中、わが国において国民への食料安定供給は必要不可欠な要素であり、現在、食料・農業・農村基本計画に基づいた新たな水田政策が検討されている。日本農業の転換点にもなりうる政策の方向について宇都宮大学助教の松平

 わが国の農業は、従事者の高齢化や減少に加え、近年は大規模な自然災害の多発や地球規模での温暖化による生産環境の悪化など多くの課題に直面している。またここ数年は急激なコメの価格変動などが起こり、不安定な農業経営の環境となっている。今後は、持続