暑さに負けない水稲栽培技術②


高温対策の基本技術
①品種の組み合わせによる高温リスクの回避
高温耐性品種の導入に合わせて、熟期の異なる早生や晩生品種の組み合わせや、早生や晩生に飼料用米や米粉用米などの新規需要米の組み合わせで、リスク分散とともに需要に応じた生産も可能で
高温対策の基本技術
①品種の組み合わせによる高温リスクの回避
高温耐性品種の導入に合わせて、熟期の異なる早生や晩生品種の組み合わせや、早生や晩生に飼料用米や米粉用米などの新規需要米の組み合わせで、リスク分散とともに需要に応じた生産も可能です。
②早めの中干しで茎数を抑える
適切な時期の中干しによる茎数制御により、籾数を適度に制限することが重要です。
茨城県では中干しを目標とする穂数の8割が確保できた時点で行っています(写真)。
中干しの程度は、田面に軽くヒビが入る程度とし、土ぼこりが舞うほどの中干しは控えます。
③出穂後は間断かんがいで乳白粒の発生軽減
間断かんがいなどの積極的な水管理で酸素を送り込み、根の活力を維持する必要があります。
間断かんがいは、自然落水後の田面が乾く前に入水(指で触ると湿り気を感じる程度)という目安で行うようにします。
④適期収穫で胴割抑制。籾の色で判断!
茨城県の「コシヒカリ」の収穫開始の目安は帯緑籾率(緑色の籾の割合)が10%程度です。籾の状態を確認して適期に行うようにします。
⑤足元から改善!堆肥の施用と耕深の確保
養分補給などには、堆肥の活用や深耕が有効です。堆肥の中でも、牛ふん堆肥は土壌改良効果が高いことから、乾田では10㌃当たり1㌧、湿田では10㌃当たり0・5㌧を目安に積極的に施用します。
また、作土が浅くなると根の張れる範囲が狭くなり、それだけ栄養分の吸収も限られます。意識的に15㌢以上の深耕を行い、根の健全化を図ることが、白未熟粒の低減につながります。
③へ続く








