水稲中・後期の雑草防除のポイント②
2026年05月22日



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同一系統連用避け抵抗性防ぐ
加えて、近年深刻化しているのが、除草剤抵抗性雑草の問題である。
スルホニルウレア(SU)系の有効成分を含む除草剤を適正に使用しているにもかかわらず特定の雑草が大量に残る場合、SU抵抗性雑草の可能性が高い。これ
同一系統連用避け抵抗性防ぐ
加えて、近年深刻化しているのが、除草剤抵抗性雑草の問題である。
スルホニルウレア(SU)系の有効成分を含む除草剤を適正に使用しているにもかかわらず特定の雑草が大量に残る場合、SU抵抗性雑草の可能性が高い。これまでにイヌホタルイやコナギ、アゼナ類など20種以上でSU抵抗性が確認されている。
対策としては、SU剤以外の作用機作を持つ成分への切り替えや、有効成分の異なる薬剤の組み合わせが有効である。 さらに近年はSU剤以外の成分に対する抵抗性も報告されており、防除が難しい場合には普及指導機関と連携し、最新の知見に基づいた対応を検討することが重要である。
また、同一系統の薬剤の連用を避けるなど、工夫も求められる。
畦畔雑草の適切防除で害虫低減へ
そのような圃場内の対策と並行して、水田畦畔の雑草管理も軽視できない。畦畔は雑草の侵入経路であると同時に病害虫の発生源にもなり得る。
イボクサやアシカキのような匍匐性の雑草は畦畔から水田内へ侵入し、稲の生育を阻害するとともに、収穫時の作業効率を低下させる。また、イネ科雑草は斑点米被害の原因となるカメムシ類の生息場所となる。
このため、水田畦畔での雑草の定期的な刈り取りや登録のある除草剤の適切な使用により、雑草の侵入防止と病害虫密度の低減を同時に図ることが重要である。特に出穂期前後の管理は品質確保の観点からも重要であり、計画的な実施が求められる。








