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特集

暑さに負けない水稲栽培技術①

2026年05月29日
     
茨城県の水稲玄米の1等米比率の推移
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適切な対策で米の品質低下を防ごう

 近年、夏の暑さが米の品質に影響を与えています。茨城県では2025年は、白未熟粒だけでなく、斑点米カメムシ類が過去11年間で2番目に多く発生したり、水分ストレスによるくさび米(黒点米)、刈り遅れによるヤケ米が

適切な対策で米の品質低下を防ごう

 近年、夏の暑さが米の品質に影響を与えています。茨城県では2025年は、白未熟粒だけでなく、斑点米カメムシ類が過去11年間で2番目に多く発生したり、水分ストレスによるくさび米(黒点米)、刈り遅れによるヤケ米があったりと、着色粒の被害も多くなりました。そのため、茨城県では、水稲の高温対策技術の普及を目的に、26年2月に「暑さに負けない米づくり」チラシを作成し、Webページで公開しているので紹介します。  

 茨城県農業総合センター 専門技術指導員室 専門技術指導員 坪井(つぼい)真樹(しんじゅ)


高温耐性品種の導入

 高温耐性品種の導入などの対策は、すでに顕著な効果を上げています。  

 記録的な猛暑となった25年においても、従来の「コシヒカリ」の1等米比率が半数を割る中、高温耐性品種(茨城県育成の「ふくまる」など)はいずれも高い1等米比率を維持しました(表)。

 これらの品種への転換と、基本技術の徹底を組み合わせることで、気候変動下でも安定して高品質な米生産が可能になることが実証されています。


②へ続く

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