水稲中・後期の雑草防除のポイント③


効果的な除草には水管理が重要
中・後期除草剤を使用する際には、農薬ラベルの表示事項を十分に確認することが基本である。
適用雑草に対象種が含まれているか、使用時期が移植後日数やノビエ葉期、収穫前日数などの基準に適合しているかを確認する必要
効果的な除草には水管理が重要
中・後期除草剤を使用する際には、農薬ラベルの表示事項を十分に確認することが基本である。
適用雑草に対象種が含まれているか、使用時期が移植後日数やノビエ葉期、収穫前日数などの基準に適合しているかを確認する必要がある。また、使用方法や薬害に関する注意事項にも留意する。
近年の夏季の高温や抵抗性雑草の発生により、雑草防除が難しくなる場合がある。例年と同じ雑草防除で十分な効果が得られない場合には、防除方法の見直しをおすすめしたい。
除草剤の効果を安定して発揮させるためには、水管理が重要である。湛水散布の場合は十分に湛水したうえで給水を止め、水漏れがないことを確認して散布する。散布後は少なくとも7日間は止水を維持し、圃場外への流出を防ぐ。
一方、落水または浅水散布の場合は、処理後の落水期間を守り、その間に降雨などで湛水した場合でも散布後7日間は排水を行わない。これらの管理は、除草効果の安定化と環境負荷の低減の両面で不可欠である。
最後に、農薬使用量の低減が求められる中で、除草剤の適正使用の重要性は一層高まっている。雑草防除の効果を最大限に引き出すためには、圃場の状況を的確に把握し、適切な薬剤選択と使用方法を徹底することが基本である。さらに、機械除草や水管理などの耕種的手法を組み合わせることで、防除効果の安定と農薬依存の低減を同時に図ることができる。
中・後期防除を含めた総合的な雑草管理を実践し、持続的で安定した水稲生産につなげていただきたい。








