丹精込め育て作った「みかんジャム」好評 森の蔵農園・高橋さん
2026年04月03日


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いちき串木野市大里で「森の蔵農園」を営む高橋さやかさん(41)は、果樹農家の3代目。現在、約2㌶で温州ミカンを中心にポンカン、レモンなどを栽培しながら約30種類の加工品の開発や販路開拓にも取り組んでいる。
2014年、育児中だったさやかさ
いちき串木野市大里で「森の蔵農園」を営む高橋さやかさん(41)は、果樹農家の3代目。現在、約2㌶で温州ミカンを中心にポンカン、レモンなどを栽培しながら約30種類の加工品の開発や販路開拓にも取り組んでいる。
2014年、育児中だったさやかさんは、父の溜池耕治さんから「うちのミカンでジャムを作れないか」と声を掛けられたことが就農のきっかけだったという。栄養士の資格を持つさやかさんは、加工品づくりに没頭する中で栽培管理にも関心を持つようになり「祖父の代から続く果樹園と大里みかんの産地を守りたい」との強い気持ちで就農を決心した。
さやかさんは幼い頃「ミカン=仕事のイメージが強く家業もミカンも嫌いだった」と話すが、今では「実りはわが子の成長のように楽しみ」と笑顔で話す。
丹精込めて育てたミカンを使って完成した商品の中でも〝Satuma〟みかんジャムはおすすめの逸品。自社のミカンにレモン、砂糖、リキュールだけで仕上げ、添加物は一切使用しない。素材の風味を生かした濃厚な味わいが特徴だ。賞味期限が3カ月と短いため店頭で常時販売は行わず、県内外のデパート催事などで期間限定で販売している。「生産者として自分の言葉でミカンや商品の説明をしながらお客さんに届けることが理想の形」と話す。
また、農園には祖父の代から受け継いできた樹齢70年のミカンの木も残る。「この木を子どもの代までつなぎ、100年守り続けたい」とさやかさんは熱く語る。








