野菜指定産地としてタマネギ作付け振興 富岡町
2026年07月17日



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震災からの復興を契機に始まったタマネギ栽培が、富岡町の未来を支える農業として成長している。
同町では、震災と原発事故による全町避難を余儀なくされ、一時的に営農が途絶えていたが、一部地区の避難指示解除にあわせ、営農再開を促進する新たな柱と
震災からの復興を契機に始まったタマネギ栽培が、富岡町の未来を支える農業として成長している。
同町では、震災と原発事故による全町避難を余儀なくされ、一時的に営農が途絶えていたが、一部地区の避難指示解除にあわせ、営農再開を促進する新たな柱として、「タマネギ」を作付け推奨品目とした。
タマネギは、土壌に含まれる放射性物質の吸収が少なく、鳥獣被害も受けにくい。また、同町は生育適温の期間が長い特徴を持つ。こうした条件が評価され、2021年5月に国の野菜指定産地として新たに認定を受けた。現在、町や関係機関、生産者が連携し、栽培技術や品質の向上に取り組んでいる。
栽培において「べと病」の対策は大きな課題だったが、県農業普及所の指導や先進地視察などで得た知見を活かし防除技術の向上に努めた結果、年々被害は縮小し、収穫量は増加している。
同町では、生産者の負担軽減と品質向上を目的として、24年に野菜集出荷施設を整備。施設延べ床面積が約5千平方㍍、年間処理能力が4千㌧と全国有数規模の施設だ。施設の稼働により、新たな担い手の確保や産地の拡大をめざす。
(富岡町農業委員会・木下裕太情報員)








