【農業最前線】ビニールハウスを交流拠点に 穴水町・絆Garden下唐川ハウス
2026年10月23日
中山間地に美しい水田が広がる穴水町下唐川地区。「ふるさと教育」の一環として、子どもたちへの米づくり体験が行われているほか、秋には米俵を持ち上げて力比べを行う「からこ磐持大会」が開かれるなど、農業が盛んな地域だ
中山間地に美しい水田が広がる穴水町下唐川地区。「ふるさと教育」の一環として、子どもたちへの米づくり体験が行われているほか、秋には米俵を持ち上げて力比べを行う「からこ磐持大会」が開かれるなど、農業が盛んな地域だ。
ただ、2024年に発生した能登半島地震で、水田や農業用施設が被災。農業を通じた住民の交流機会が減少していた。
そうした中、新たな交流拠点として活用がはじまっているのが、5月にJA共済連より震災支援事業として寄贈された共用のビニールハウスだ。
同施設は「絆Garden 下唐川ハウス」と名付けられ、同地区の支援にあたっていた金沢福祉専門学校の青木陽一良理事長(46)と同校の学生や留学生によって整備された。現在は住民の野菜づくりや交流の場として活用されており、冬は青木さんや学生と農家の共同で原木シイタケの栽培を行う予定だ。
青木さんは「地域の農業の再生に向けて、下唐川の方々と協力し、永続的かつ良い事例になれるよう努力したい」と語っており、復興に向け被災農村に新たな風を吹き込んでいる。
(穴水町農業委員会)









