「美馬市の農地を次の世代にも残したい」 美馬市農業委員会・河野耕八郎会長
2026年10月02日
「耕作放棄地を減らし、次世代に農地を引き継いでいきたい」と語るのは、美馬市農業委員会会長の河野耕八郎さん。自身も水稲を約5㌶栽培し、JAや地元の飲食店などに出荷している。農業に携わる一方、行政書士としての顔も持つ。1978年に行政書士資格を
「耕作放棄地を減らし、次世代に農地を引き継いでいきたい」と語るのは、美馬市農業委員会会長の河野耕八郎さん。自身も水稲を約5㌶栽培し、JAや地元の飲食店などに出荷している。農業に携わる一方、行政書士としての顔も持つ。1978年に行政書士資格を取得し、79年から現在まで活動を続けている。
地域の農地を守ろうと2026年1月、地元の有志と「北庄地域環境をよくする会」を設立。現在14人が会員となり、耕作放棄地の草刈りや景観作物の作付けなどに取り組んでいる。毎月末には会員が集まり、地区の農地に関する課題について話し合うほか、多面的機能支払交付金などの補助制度について勉強会も開いている。
活動には、農地を所有する地区住民の約9割が賛同。地域で農地を大切にしようという意識が広がっている。行政書士としての経験を生かし、会の規約などの書類作成や地元農家との調整は河野さんが担う。
そんな河野さんの趣味は旅行。毎年海外を訪れ、これまでに30カ国以上を巡った。昨年はスイスを訪れ、文学作品の舞台にもなった草原に足を運んだ。
世界のさまざまな風景を見てきた河野さんが、今守ろうとしているのは、先人から受け継いだふるさとの風景。「美馬市の農地を次の世代にも残したい」と河野さんは熱く語った。









