【つぶやき㉓】南相馬市農業委員会会長・今野由喜氏

2026年08月14日
     
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 南相馬市は浜通り北部の太平洋沿岸に位置し、比較的温暖な気候に恵まれている。JR常磐線や常磐自動車道のICがあり、仙台空港へのアクセスも良好なため、交通利便性の高い都市だ。毎年5月には1千年以上続く伝統行事「相馬野馬追祭」が原町区の雲雀ヶ原

 南相馬市は浜通り北部の太平洋沿岸に位置し、比較的温暖な気候に恵まれている。JR常磐線や常磐自動車道のICがあり、仙台空港へのアクセスも良好なため、交通利便性の高い都市だ。毎年5月には1千年以上続く伝統行事「相馬野馬追祭」が原町区の雲雀ヶ原祭場地で行われ、今年も多くの観光客が訪れた。


 本市の農業は水稲を中心に、ネギやブロッコリーなどの野菜栽培が行われている。課題としては、高齢化による担い手不足、農地維持の負担増、コスト高騰、そして震災と原発事故に伴う避難指示の影響が残る地域構造を抱えている。他方で、進行中の農地集積を経た大型機械設備を有する農業法人の設立や、スマート農業への取り組み、人工衛星を活用した農地・生育状況の管理、新規就農者の増加といった新しい息吹も感じている今日この頃である。


 農業委員会としては、地域コミュニティーとの連携を図りながら次世代へつなぐ農業をめざす。荒廃農地の増加を抑え、地権者情報のデジタル化や連絡体制の整備、新規就農者への支援、さらには避難指示の影響で発生した余剰農地の解消に向け、積極的に取り組んでいきたい。

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