ヒマワリに希望乗せ、課題解決へ挑戦続ける 和田小友美さん
和気町日笠地区。夏の太陽を追いかけるように大輪の花を咲かせるヒマワリが、地域の新たな風景を作っている。栽培を手がけるのは地元で白ネギの専業農家を営む和田小友美さん(54)だ。
和田さんの本業の白ネギは1~3月にかけて収穫の時期を迎える。そ
和気町日笠地区。夏の太陽を追いかけるように大輪の花を咲かせるヒマワリが、地域の新たな風景を作っている。栽培を手がけるのは地元で白ネギの専業農家を営む和田小友美さん(54)だ。
和田さんの本業の白ネギは1~3月にかけて収穫の時期を迎える。そのため、畑が空く5~7月の時期を利用してヒマワリを育てている。
日笠地区では近年、高齢化や労働力不足を背景に、耕作放棄地の増加が顕著になっていた。和田さんがヒマワリ栽培を始めたのは、「耕作放棄地の解消と地域活性化のためにヒマワリを植え、ひまわり油を生産する活動に参加しないか」と誘いを受けたことがきっかけだという。
2020年の当初は数人でのスタートだったが、現在では団体を含め10人以上のメンバーが町内で花を咲かせている。しかし年を追うごとに活動人数や栽培面積が減少しているという厳しい現実もある。
さらに、同町の新しい特産品をめざしてひまわり油の生産を継続していくには課題がある。ひまわり油1本(100㍉㍑)当たり種子400㌘が必要で、多くの花を確保しなければならないことと、製造できる工場が県内になく、県外へ依頼するため多額の運送料などのコストがかさむことだ。
ここ数年は活動継続の壁に直面し搾油は行っていないため、販売体制などが整い次第搾油を再開したいという。
和田さんは「微力ながらヒマワリの栽培を続け、今後も耕作放棄地解消に向けた活動を継続していきたい」と前を向く。地域の課題と真剣に向き合う和田さんの地道な挑戦は、これからも続いていく。









