加工用バレイショの産地化に挑む東松島市の2つの法人 連携から生まれる希望へ
2026年09月18日
土が乾ききらない圃場を、(農)おおしお北部の大崎康代表(68)が慎重に進む。土が湿れば機械が刺さり故障にもつながる。それでも契約栽培では収穫を遅らせることはできない。「工場に安定して届けるのが責任だ」と語る。
㈱めぐいーと
土が乾ききらない圃場を、(農)おおしお北部の大崎康代表(68)が慎重に進む。土が湿れば機械が刺さり故障にもつながる。それでも契約栽培では収穫を遅らせることはできない。「工場に安定して届けるのが責任だ」と語る。
㈱めぐいーとの川村勝雄代表(67)は、豪雨や病害、高温に向き合い、土づくりや排水対策を重ねながら「圃場ごとに答えを探し続けている」と静かに語る。
2017年から加工用バレイショ栽培に取り組むおおしお北部は、22年に栽培を始めためぐいーとへ、農機貸与や技術助言で支援し、失敗から得た知恵も共有してきた。「一つの法人だけでは産地にはならない」と大崎代表。24年におおしお北部、26年にめぐいーとが、みやぎ園芸振興大賞を受賞した。
農業委員として農地を守りながら、法人代表として挑む両氏の連携した取り組みが、地域の産地力を力強く押し上げている。
(東松島市農業委員会・田中美恵情報員)










