挑み続け就農10年 売上高2億円突破 所沢市・佐藤勇介さん

2026年08月14日
     
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 所沢市の㈱所沢ゼロファームを経営する佐藤勇介さん(37)=写真=は、社員、パート、技能実習生らと約40㌶にネギやニンジンなど10品目を栽培。定量を安定して市場に供給しており、市場からの信頼も厚い。


 大学時代は2年間休学し、バックパッカーと

 所沢市の㈱所沢ゼロファームを経営する佐藤勇介さん(37)=写真=は、社員、パート、技能実習生らと約40㌶にネギやニンジンなど10品目を栽培。定量を安定して市場に供給しており、市場からの信頼も厚い。


 大学時代は2年間休学し、バックパッカーとして各国を巡っていた佐藤さん。復学後に同級生の実家の農業を手伝う中で「体を動かすのっていいな」と就農を考えはじめ、2016年に同級生2人と所沢ゼロファームを立ち上げた。


 佐藤さんは「就農当初はお金がなかった。売り上げも農業設備への投資で手元には残らなかったです」と振り返る。以来、売り上げアップをモチベーションにさまざまな工夫を行ってきた。まず取り組んだのが土づくり。トウモロコシや枝豆の残さをすき込むなどそれまで以上に肥培管理に手をかけ、秀品率を高めた。


 さらに、段階的に生産人数や面積を増やし、栽培品目を絞ることで生産量・作業効率の向上も実現。高品質の農作物を安定して供給するため、農作業のマニュアル化も進めた。結果、当初500万円ほどだった売り上げが25年には2億円を突破。現在も成長を続けている。


 スマート農業にも取り組む佐藤さん。生産現場のデータを分析し、栽培方法の見直しや栽培品目の選定に活かしている。AIの導入も進めており、「農作業、販売、天候などのデータをAIに学習させていくことで、栽培や販売管理に役立てていきたい」と先を見据える。


 今後の目標について「会社を大きくしていきたい。また、従業員がもっと充実して働けるよう労務環境をよくしていきたい」と佐藤さんは熱く語る。

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