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農業体験を酒の原料に触れる機会に 狛江市・秋元商店

2026年06月26日
     
近隣農家から譲り受けた唐箕と秋元さん
収穫イベントには子どもたちの姿もあった
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 「農業体験を通じてお酒の原料に触れる機会を増やしたい」と話すのは狛江市で酒屋や飲食店を営む㈲秋元商店代表取締役の秋元慈一(じいち)さん(46)。昨年6月に市内の生産緑地を貸借し、ビール原料となる大麦の栽培をはじめた。

 同商店では地元の農業

 「農業体験を通じてお酒の原料に触れる機会を増やしたい」と話すのは狛江市で酒屋や飲食店を営む㈲秋元商店代表取締役の秋元慈一(じいち)さん(46)。昨年6月に市内の生産緑地を貸借し、ビール原料となる大麦の栽培をはじめた。

 同商店では地元の農業者とともに製麦会社で研修を受け、昨年11月に大麦を播種。麦踏みや肥料散布などにボランティアを募り、消費者とともに作業を進めてきた。5月末に行った収穫イベントには30人ほどが参加し、黄色く色づいた穂のひとつひとつを手で集めていった。

 秋元さんには「人々のつながりが広がることを大事に(おも)う企業でありたい」という理念がある。大麦の作業においても「多くの人にお酒の原料やルーツを知ってもらうため、機械化は必要最低限。人の手作業を重ねていく過程を大切にしている」と話す。

 農地や機械の貸借、技術指導など地元農業者からの支援も大きい。商工会や消防団で築いてきた地域との信頼関係が、秋元さんの強みだ。

 今年初収穫となった大麦は、自社ブルワリーでの醸造を経て来年に販売予定。

 「地域に残る貴重な農地から、人の輪を広げていきたい」と秋元さんは将来を見据える。

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