Home

地方版

関東

埼玉

相続のうちを活かしブドウで新規就農 坂戸市・髙橋佑輔さん

2026年06月26日
     
ブドウ畑で笑顔の髙橋さん
No items found.

 坂戸市(さかどし)で三芳野フルーツファームを経営する髙橋佑輔さん。約90㌃にブドウを中心とした果樹3品目を栽培するほか、養蜂も行っている。「一夏の思い出づくりにしてほしい」と夏場にはブドウ狩りも実施しており、家族連れやカップルに大人気だ。

 坂戸市(さかどし)で三芳野フルーツファームを経営する髙橋佑輔さん。約90㌃にブドウを中心とした果樹3品目を栽培するほか、養蜂も行っている。「一夏の思い出づくりにしてほしい」と夏場にはブドウ狩りも実施しており、家族連れやカップルに大人気だ。

 髙橋さんは7年前までサラリーマンとして働きながら、相続した農地の活用方法を日々模索していた。そんな中、親戚のぶどう園で食べたシャインマスカットのおいしさに感動し、「自分の畑でもやってみたい」と就農を決意。埼玉県農業大学校に通いつつ飯能市にある果樹園でブドウの栽培技術を学び、2019年に栽培を開始した。「栽培当初は着果過多で色付きがうまくいかなかった」と振り返る髙橋さん。以来、余分な房を残さないよう、より丁寧な摘房作業を心掛けている。

 髙橋さんはスマート農業やSNSの活用にも積極的だ。これまでロボット草刈機や温湿度をモニタリングできるシステムなどを導入。農作業の負担軽減や効率化をはじめ、データに基づいた栽培管理に役立てている。SNSでは日々の作業風景や開園、販売情報を発信するほか、同業者と獣害対策について情報共有も行っている。

 今後の目標について「栽培が難しい希少品種の栽培も手がけたい。また、将来的には育種に挑戦し、オリジナルブドウをつくってみたい」と髙橋さんは熱く語る。

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます