若い世代の発想を生かした事業展開、女性が活躍する会社目指す 上板町・村部昌之さん
2026年10月02日
「常に向上心を忘れず、日々勉強し、息子夫婦の意見も取り入れながら経営に取り組んでいます」と語るのは上板町にある㈲阿波キャトルの代表取締役の村部昌之さん(70)。
同社は、生後1~2カ月の牛を約半年間飼育する哺育・育成事業を主力とし、黒毛和牛
「常に向上心を忘れず、日々勉強し、息子夫婦の意見も取り入れながら経営に取り組んでいます」と語るのは上板町にある㈲阿波キャトルの代表取締役の村部昌之さん(70)。
同社は、生後1~2カ月の牛を約半年間飼育する哺育・育成事業を主力とし、黒毛和牛約200頭、交雑種約800頭を飼育している。
同社の事業は、1982年に乳牛のホルスタイン種の雄を肥育することから始まった。当時は飼育した牛の5割近くが亡くなるなど、厳しい状況だった。そのような中で、生まれたばかりの牛は初乳を飲むことで免疫を獲得することが発見され、いち早く経営に導入。飼育環境の改善につなげた。こうした経験が現在の哺育・育成技術の基礎となっている。
今後は、息子夫婦の意見を取り入れながら経営を引き継ぎ、若い世代の発想を生かした事業展開をめざす。男女別の休憩スペースの設置や機械化による省力化を進め、女性が働きやすい職場環境の整備にも力を入れる。
村部さんは「これまで女性との関わりが少なかった肉牛産業をさらに発展させるため、女性が活躍する会社をめざし、方策を模索したい」と肉牛産業の未来について熱く語った。









