長ネギの省力・環境負荷低減栽培へ 天栄村ブランド化推進協議会
2026年10月16日
天栄村ブランド化推進協議会は、同村白子地区の露地長ネギほ場を対象に、環境負荷低減と省力化を進める「グリーンな栽培体系加速化事業」に着手する。
同協議会は天栄村、県中農林事務所須賀川普及所、天栄長ネギ生産組合等で組織され、各組織が検討会の開
天栄村ブランド化推進協議会は、同村白子地区の露地長ネギほ場を対象に、環境負荷低減と省力化を進める「グリーンな栽培体系加速化事業」に着手する。
同協議会は天栄村、県中農林事務所須賀川普及所、天栄長ネギ生産組合等で組織され、各組織が検討会の開催や進捗管理、ほ場栽培管理など役割を分担し事業を進めていく。
同村は気候に合わせた新品種導入やスマート農業、特別栽培・有機栽培への転換を後押しており、今回の取り組みは、地域資源循環型農業の実現につなげる狙いがある。
白子地区はほ場の高低差が大きく、耕起、畝立て、培土、防除、除草などの作業負担が重いことが課題。このため、2025年度に本格運用が始まった「福島県高精度測位システム(福島県RTKシステム)」を活用したGNSS(全球測位衛星システム)対応の自動操舵システム、リードアイ搭載の乗用管理機、作業効率向上やコスト削減を支援する「アグリサポートシステム」などを導入し、省力化と環境負荷低減を実証していく。
同事業は1カ年計画で、耕起・畝立ての作業時間と燃料使用量をそれぞれ約1割、防除と培土の作業時間を各5割、除草剤の使用回数を約1割削減することをめざすとともに、ほ場管理記録の効率化も図る。
今後は、検討会や実演会、視察研修、実績検討を通じて効果を検証し、栽培マニュアルと産地戦略を策定。実証の成果は県ホームページなどで発信する予定だ。
(天栄村農業委員会・大野一幸情報員)










