【すがお わがマチの委員さん 66】香南市・眞嶋美加さん


香南市で農地利用最適化推進委員を務める眞嶋農園の眞嶋美加さん(59)=写真=は、乳牛35頭の飼育と、高糖度トマト25㌃、青パパイア10㌃を組み合わせた、循環型農業に取り組んでいる。非農家で神奈川県出身の眞嶋さんは、東京都内で就職し、職場で
香南市で農地利用最適化推進委員を務める眞嶋農園の眞嶋美加さん(59)=写真=は、乳牛35頭の飼育と、高糖度トマト25㌃、青パパイア10㌃を組み合わせた、循環型農業に取り組んでいる。非農家で神奈川県出身の眞嶋さんは、東京都内で就職し、職場で夫の順一さん(59)と出会い結婚。神奈川県で生活を始め、仕事は順調で子宝にも恵まれた。
転機が訪れたのは25年前。義母が体調を崩し入院したことだった。夫の両親は香南市東野地区で乳牛の飼育とトマトを栽培しており、義父が1人で農作業を行うことを心配した夫は、地元に帰り家業を継ぐことを決意。家族そろって同地区へ移住した。
移住直後は義父の農作業を手伝う程度だったが、規格外のトマトは自由にしていいと言われ、JA女性部に入り直販所で販売を始めた。農業のことをもっと知ろうとフレッシュミズに加入し県内外の研修会にも参加した。さらには野菜ソムリエの資格を取得するなど、日に日に農業が楽しくなっていき、本格的に農業に携わるようになった。
15年前には「うしの恵フルーツトマト」というブランドを考え立ち上げた。ネーミングは自家製堆肥を使っていることから名付け、パッケージは牛の白黒模様をデザインした牛乳パック型にしている。東京や大阪の飲食店とも取引し、売れ行きは好調だ。
推進委員になったきっかけは、現職の女性農業委員から声が掛かったから。「夫とは、自分たちでできることはやろうと話をしていたので、推進委員になることに特に反対はなかった」と当時を振り返る。
「女性部や推進委員に関わることで県内外にたくさんの知り合いができた。人とのつながりは私の財産」と笑顔で語った。








