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高畝栽培で果樹苗木を高品質栽培 岡山県果樹苗木生産販売組合

2026年06月05日
     
水田転換地での高畝栽培
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 モモとブドウの名産地として知られる岡山県で、果樹苗木の品質が全国から高く評価されている。県農業研究所による新品種開発に加え、苗木生産者の技術と工夫が「くだもの王国おかやま」の名を支え続けている。

 同県の苗木生産の大きな特長が「粘り強い苗木

 モモとブドウの名産地として知られる岡山県で、果樹苗木の品質が全国から高く評価されている。県農業研究所による新品種開発に加え、苗木生産者の技術と工夫が「くだもの王国おかやま」の名を支え続けている。

 同県の苗木生産の大きな特長が「粘り強い苗木」だ。県内の生産者は根張りの良さと耐久性を重視し、植え付け後の環境変化に強い苗木づくりに取り組んでいる。根元の形成を丁寧に行い、苗木がしっかりと活着するよう育てるため、定植後の生育が安定しやすい。

 さらに同県の苗木生産圃場では、水田転換地を活用した(たか)(うね)栽培が広く行われている。畝を高くすることで水田でありながら根域の通気性を確保し、直根が入らず細根が多くなるという果樹苗木生産に適した環境をつくり出している。この工夫により苗木が健全に育ち、病害の発生も抑えられる。

 こうした現場の取り組みを支えているのが、岡山県果樹苗木生産販売組合だ。同組合は優良穂木の確保や病害虫の防除指導、研修会の開催などを通じて、生産者の技術と品質向上を図っている。

 河田誠吾組合長は「粘り(根張り)強い苗木をつくるには、根の状態を見極める経験が欠かせない。水田でも良い苗木が育つのは、先代からの技術の積み重ね」と話す。温暖な気候、豊かな土壌、そして生産者の工夫と組織力。同組合は、これからも「くだもの王国」の名を支え続ける。

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