【地域の自慢】岡山県・オーロラブラック ブドウ一粒でデザートが完成
2026年06月05日


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「くだもの王国おかやま」は、昨年150周年を迎えた。その節目を象徴する存在として注目されているのが、県が育成し、許諾を受けて生産される岡山県許諾品種「オーロラブラック」だ=写真。2003年に品種登録された比較的新しい品種で、大粒・高糖度・
「くだもの王国おかやま」は、昨年150周年を迎えた。その節目を象徴する存在として注目されているのが、県が育成し、許諾を受けて生産される岡山県許諾品種「オーロラブラック」だ=写真。2003年に品種登録された比較的新しい品種で、大粒・高糖度・種なしという三拍子がそろい、贈答用としての人気が年々高まっている。
まず目を奪うのは、宝石のように輝く黒紫の果皮。大粒で張りのある姿は、房を手にした瞬間から特別感を与える。糖度は17~18度前後と高く、ひと粒かじれば皮がはじけ、濃厚な甘みが一気に広がる。酸味は控えめで、甘さの余韻が長く続くため、「一粒でデザートが完成する」と評されるほどだ。皮ごと食べられる食べやすさも人気を後押ししている。
この品質を支えるのが、県内で行われる苗木生産だ。苗木農家は県の許諾制度のもと、厳格な管理を行いながら一本一本を丁寧に育てる。「オーロラブラックは苗木から勝負が始まる。最高の果実を実らせるため、最初の一歩に妥協はできない」と生産者は語る。
オーロラブラックは、味だけでなく、視覚からも人を魅了する。岡山が誇る果物文化の象徴として、その存在感はますます輝きを増している。








