台風被害から復興へ踏ん張る 八丈島
2026年05月22日


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昨年10月に相次いだ台風の直撃により、八丈島ではハウスの損壊など甚大な農業被害があった。資材や施工業者の不足など課題もある中、農業者と町はともに事業の再建をめざす。
島特産の観葉植物などを生産する川崎慎平さん(40)は、強風でハウスのビニ
昨年10月に相次いだ台風の直撃により、八丈島ではハウスの損壊など甚大な農業被害があった。資材や施工業者の不足など課題もある中、農業者と町はともに事業の再建をめざす。
島特産の観葉植物などを生産する川崎慎平さん(40)は、強風でハウスのビニールがはがれ、出荷前の鉢物が被害を受けた。
島内の若手農業者52人で構成され、川崎さんが会長を務める八丈島農業振興青年研究会では会員の被害状況を調べ、必要な支援や要望をまとめた。「農業は島の地域経済と生活の基盤。災害からの復旧なくして地域の再生はない」と、再生産のための資材の補助や農地に流入した障害物の除去などの支援を八丈町に要望した。
設樂智彦さん(38)は建てたばかりのハウス1棟が突風で骨組みごと飛ばされ、他の3棟もパイプのゆがみや雨漏りがある。設樂さんは町の農業担い手育成研修センターの卒業を2026年3月に控え、27年4月に切り葉として初出荷するためのルスカスを養生している中での被害だった。
「八丈が好きで移住し、農業を仕事にしたいと準備していたタイミングでショックが大きかった。折れそうな心を町の担当者やまわりの農業者が支えてくれた」と、設樂さんは営農に向けて前を向く。
26年2月から同町では「産業・観光再建支援金」の交付を開始し、すでに90件の申請を受け付けている。担当者は「事業者と町、関係機関が手を携えて、一刻も早い事業の再建をめざしている。元気な八丈の姿を見せていきたい」と話す。








