土づくりに精魂込めて 始めたマスカット軌道に 薩摩川内市・紺屋裕之さん
2026年09月25日
薩摩川内市入来町の認定農業者で、今年5月から農地利用最適化推進委員を務める紺屋裕之さん(44)は、有機肥料を中心とした土づくりにこだわり、シャインマスカットなどのブドウを約50㌃、キンカンを33㌃栽培している。
県外の会社勤めから30歳で
薩摩川内市入来町の認定農業者で、今年5月から農地利用最適化推進委員を務める紺屋裕之さん(44)は、有機肥料を中心とした土づくりにこだわり、シャインマスカットなどのブドウを約50㌃、キンカンを33㌃栽培している。
県外の会社勤めから30歳で帰郷して就農。父から養鶏とキンカン栽培を受け継ぎ農業を始めた。
2017年、「これから伸びる品目だ」とシャインマスカットの栽培を決意。翌年に苗を植え3年で収穫にこぎ着けた。
栽培では、うどんこ病などの病害虫に注意し、日々、樹や果実を細かく観察している。固かった土に有機肥料を施用し続け、今では柔らかくなり、改良が進んでいる。
収穫と販売は7月下旬から約1カ月間で、直売を中心に地元のワイナリーにも出荷している。紺屋さんは「多角経営で多忙だがやりがいがある。今の規模を大切に、品質を高めながら安定した収穫を続けたい。推進委員としても、地域の農地を守り、担い手につなげていけるよう取り組みたい」と意気込む。
(薩摩川内市農業委員・新屋純子)









