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水稲の再生二期作に挑む 出雲市・勝部喜政さん

2026年10月02日
     
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 出雲市斐川町で4年前から再生二期作に取り組んでいる㈱勝部農産(正社員6人、アルバイト1人)の勝部喜政代表取締役=写真=は、前島根県農業法人協会会長。


 同社は麦・大豆35㌶、水稲45㌶を耕作し、受託で乾燥調製もしている。再生二期作もち米20

 出雲市斐川町で4年前から再生二期作に取り組んでいる㈱勝部農産(正社員6人、アルバイト1人)の勝部喜政代表取締役=写真=は、前島根県農業法人協会会長。


 同社は麦・大豆35㌶、水稲45㌶を耕作し、受託で乾燥調製もしている。再生二期作もち米20㌶は4月から5月に植え、8月中旬から地面から40㌢のところで刈り取り、施肥と水管理を行い出穂を促す。


 きっかけは、刈り取った後、稲に穂がついているのを見て、刈ってみたらどうなるだろうと遊び心で収穫した。これはいけるかもと思い始め、「再生二期作」の言葉は人から聞いて勝部代表は知ったという。


 規模拡大ではなく、同じ場所で収益が増やせればと思い取り組んだが、この栽培は、汎用のコンバインや自前の乾燥機が必要なほか、島根の気候では1回目の刈り取り時期に水や肥料散布、害虫防除など解決しなければならない問題が多く、試行錯誤をしても栽培は困難を極めた。


 1年目は10月で刈り取り、水も多く入れすぎたため未熟米が多く、収穫時に粉砕し、田に広げたわらが腐って悪臭を放った。2年目は11月に刈り取りして収穫できたが、カメムシが大量発生し収量は少なかった。


 勝部代表は、「四国や九州の事例はあっても、自分の周りで取り組んでいるところはほとんどないので、農研機構に相談したり、JAやインターネットなどで情報を収集し、わが社にあった栽培方法を確立していかなければならないと考えている。あと1年から2年で軌道に乗せたい」と前を向く。

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