データを活かしたアスパラづくり 高品質・収量を実現 府中市・谷脇正明さん
2026年05月22日


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県南東部の府中市上下町の「かぜのせと」代表の谷脇正明さん(35)は、デジタル機器を活用したアスパラガス栽培に取り組んでいる。
福山市出身の谷脇さんは上下町の人の温かさにひかれ移住。JA全農ひろしまの新規就農者向け研修制度のチャレンジファー
県南東部の府中市上下町の「かぜのせと」代表の谷脇正明さん(35)は、デジタル機器を活用したアスパラガス栽培に取り組んでいる。
福山市出身の谷脇さんは上下町の人の温かさにひかれ移住。JA全農ひろしまの新規就農者向け研修制度のチャレンジファームで研修し、2023年に独立した。妻の香帆さんやパート従業員1人とともにハウス9棟でアスパラガスと、1・4㌶の農地でキャベツを栽培している。収穫物は市場に出荷するほか、全国のレストランに卸している。
「数字はうそをつかない」と言う谷脇さんは工業系の大学を卒業。電機メーカーに勤務していた経験を活かし、ハウス内に設置したセンサーで土中の水分量や日射量を測定し、集めたデータを解析して施肥量などを調整している。また、地域で出た廃材を使って畝を作るなど資源を有効活用して工夫を重ねた結果、アスパラガスは糖度が15度を超え、昨年は単収3㌧の収穫を達成した。
依頼があれば栽培データを提供しているという谷脇さんは「デジタル機器があれば経験を補うことができる。蓄積したデータがこの地域でアスパラガスを栽培する際の指標や手引きとなればうれしい」と話す。








