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【わが町の特産物通信】モモ・桑折町 33年連続「献上桃」の郷

2026年06月19日
     
丁寧に選別される献上桃
技術指導会で技術を高め合う
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 桑折町は、県内有数のモモの産地だ。今月2日には、同町産のモモが、皇室へ献上する「献上桃」として、33年連続の指定を受けた。桑折のモモのおいしさを支えるのが、盆地特有の自然条件。日中の高温と夜の放射冷却による大きな寒暖差により糖分が蓄えられ

 桑折町は、県内有数のモモの産地だ。今月2日には、同町産のモモが、皇室へ献上する「献上桃」として、33年連続の指定を受けた。桑折のモモのおいしさを支えるのが、盆地特有の自然条件。日中の高温と夜の放射冷却による大きな寒暖差により糖分が蓄えられ、香りや果肉の締まりにつながる。

 もう一つの大きな特徴は、「産地全体で品質を高める」という文化だ。生産者は、作業工程ごとに開かれる技術指導会に参加し、高温や渇水、病害虫、自然災害などの状況に素早く対応できるよう、情報を共有しながら桃づくりに取り組んでいる。

 指導会は、開催地を細かく分け、標高や日当たり、土壌条件、生育状況など、それぞれの園地環境に応じた実践的かつきめ細かな内容で行われている。

 近年は、地域おこし協力隊制度を活用した研修や、新規就農・後継者支援にも力を入れており、第三者継承、親元就農、兼業農家など、さまざまな形で新たな担い手が増えている。先輩農家が栽培技術を親身に伝え、次世代へ産地をつないでいこうという温かな風土も、同町のモモの特徴の一つだ。

 (桑折町産業振興課・丹治愛莉情報員)

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