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スイカ作りの担い手育てる 尾花沢すいか農学校

2026年06月05日
     
渦巻製枝法の説明を熱心に聞く農学校生
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 尾花沢スイカは8月の生産量で日本一を誇る産地だが、生産者の高齢化が進み、後継者不足が深刻となっている。

 この課題の解決をめざし、産地ブランドを守るために、生産者とJAみちのく村山、尾花沢市は、県北村山農業技術普及課など関係機関の協力を得て

 尾花沢スイカは8月の生産量で日本一を誇る産地だが、生産者の高齢化が進み、後継者不足が深刻となっている。

 この課題の解決をめざし、産地ブランドを守るために、生産者とJAみちのく村山、尾花沢市は、県北村山農業技術普及課など関係機関の協力を得て2023年に「尾花沢すいか農学校」を開校し、3年目を迎えた。今年は4月3日に開講式が行われ、スイカで新規就農をめざす18人が入校した。このうち県外出身者は7人だ。

 地域でトップのスイカ農家が研修を受け入れ、市独自の支援制度を活用しながら、最長2年間のOJTで栽培技術を習得する。営農に必要な基礎知識は座学で習得し、スイカ栽培の基本技術を集合実習するなど就農に向け体系的に学ぶ予定だ。

 今年入校した東京都出身の奈良和仁さん(43)は「先人たちが培ってきた栽培技術を学べることに感謝し、良い成果を出し、恩返しができるようにがんばりたい」と意気込みを述べた。

 支援は同校での研修にとどまらず、カリキュラム修了後の独立就農時にも行う。農業委員会からは修了生に対して優良農地の情報を提供する。

 自身もスイカ農家であり、就農者に田畑のあっせんを行う農業委員の西塚喜行さんは「日ごろの農業委員会活動と地域の話し合いで伺った農地情報を提供し、就農者を支援することで産地を守っていきたい」と語った。

 (尾花沢市農業委員会・菅野幹太通信員)

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