ヒマワリは人が集うポイント 地域が元気になるために尽力
70㌃の畑でヒマワリを栽培しているのは、㈲みどり農産の山崎俊宏社長はじめ従業員たち。みどり農産は鳥取市気高町に事務所を置く、38㌶のコメ作りを中心とした農業法人だ。山崎社長は「地域と農業を笑顔でつなぐ」を企業理念として、地域に根付いた経営
70㌃の畑でヒマワリを栽培しているのは、㈲みどり農産の山崎俊宏社長はじめ従業員たち。みどり農産は鳥取市気高町に事務所を置く、38㌶のコメ作りを中心とした農業法人だ。山崎社長は「地域と農業を笑顔でつなぐ」を企業理念として、地域に根付いた経営を続けている。
近年はスマート農業や圃場の大区画化による省力化、効率的な農業をめざす傾向が強くなっているが、山崎社長は圃場に直接出かけ、何げない日常の中で地域の人と話をしながら耕作をしていくことが大切と、人と人とのつながりにこだわっている。
ヒマワリ栽培は今年で9年ほどになる。この地域に人が集うきっかけになればと始めたが、金もうけのためにやっているわけではないので楽しくなければ続かない。
鳥取道から北側に見える畑一面にヒマワリが咲き誇る様子を、近年通りすがりにわざわざ見に来てくれる人が増えてきた。それが地域のにぎわいにつながり、来場者がSNSなどを通じて、情報発信をしてくれることで情報の拡散にもつながっている。
この地域も少子高齢化の波は避けて通ることができず、徐々に地域内のネットワーク機能が低下してきている。山崎社長は「地域が元気になるためには何でもやってみたいし、やっている本人が、ワクワクしなければ、参加してくれる人に気持ちが伝わらない」と言う。「自分も後期高齢者の域に入ってきた。今後はヒマワリで人を呼び、周辺に植えたトウモロコシなどで収穫体験ができるように、未来志向で『農業』を通じて地域へ貢献していきたい」と日焼けした顔をほころばせながら話した。









