【わが町の特産物通信】農業再生めざし栽培10年迎える 楢葉町・サツマイモ
2026年10月16日
楢葉町では東日本大震災と原子力災害からの農業の再生をめざし、2017年からサツマイモ栽培に取り組んできた。約1・5㌶から始まった栽培は徐々に拡大。現在では約80㌶となり、今年で10年目を迎えた。
栽培開始にあたっては、サツマイモの生産・加
楢葉町では東日本大震災と原子力災害からの農業の再生をめざし、2017年からサツマイモ栽培に取り組んできた。約1・5㌶から始まった栽培は徐々に拡大。現在では約80㌶となり、今年で10年目を迎えた。
栽培開始にあたっては、サツマイモの生産・加工を手掛ける㈱福島しろはとファームが収穫物を買い取る仕組みを整え、生産者が安心して営農に取り組める環境づくりを進めてきた。
当初から栽培に取り組んできた猪狩富夫さんは、「振り返れば、あっという間の10年だった。これまでさまざまな品種に挑戦し、試行錯誤を重ねる中で『紅はるか』にたどり着いた。現在は、新たに『ほしあかね』という品種に挑戦している」と、これまでの歩みを振り返る。
生産された紅はるかは、国内最大規模の楢葉町甘藷貯蔵施設で熟成され、地元の菓子店などのスイーツの材料として使用されるほか、町特産品開発センターで「楢葉町の干し芋」として商品化。スティックタイプや平切りタイプの干しいもが道の駅ならはで販売されており、同駅長の矢内優美さんも太鼓判を押す商品だ。
また、より多くの方に楢葉町の干し芋を知ってもらうため、NARAHAアンバサダーの俳優村田雄浩さん夫妻が出演するテレビCMも放送され、そのおいしさや魅力をPRしている。
同町ではこれまでの10年の歩みを大切に、今後も品質向上や商品開発、販路拡大に取り組み、同町を代表する特産品としてさらなる魅力向上をめざしている。
(楢葉町農業委員会・山内聡子情報員)










