【「次世代へつなげ」地域唯一の生産者①】白鷹町・川井敬一さん
2026年08月14日
置賜地方に古くから伝わる伝統野菜「畔藤きゅうり」。白鷹町畔藤地区の川井敬一さん(72)は、現在唯一の生産者で「伝統野菜を絶やさず守っていきたい」と栽培に力を注いでいる。
畔藤きゅうりは、淡い緑色で黒いイボがあり、約30㌢と
置賜地方に古くから伝わる伝統野菜「畔藤きゅうり」。白鷹町畔藤地区の川井敬一さん(72)は、現在唯一の生産者で「伝統野菜を絶やさず守っていきたい」と栽培に力を注いでいる。
畔藤きゅうりは、淡い緑色で黒いイボがあり、約30㌢と長めで、1株に15本ほどと収量が少ない。爽やかな風味、しっかりとした甘みとうま味が特徴だ。
発祥は明治時代以前とされ、かつては多くの農家が栽培していたが、時代とともに生産量は激減。川井さんは30年ほど前に畔藤きゅうりが絶滅の危機に立たされていることを知り、栽培を始めた。
川井さんは「土地や栽培方法で味が変わり、手がかかる難しい野菜だが、地域で受け継いできた種子を守り続けたい。これからも次世代へつなぐため、後継者を育てたい」と話す。
(白鷹町農業委員会・茂木智美通信員)










