元物理学教師 米づくりに挑む 立山町・元智浩司さん
2026年07月17日


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立山町の㈱陽咲玲のCEO元智浩司さん(48)は、データやAIを活用した米づくりを行う。高校の物理学教師を退職し2016年から親の農業を手伝って技術を磨き、22年4月に陽咲玲を設立。コシヒカリ、富富富
立山町の㈱陽咲玲のCEO元智浩司さん(48)は、データやAIを活用した米づくりを行う。高校の物理学教師を退職し2016年から親の農業を手伝って技術を磨き、22年4月に陽咲玲を設立。コシヒカリ、富富富、てんたかくを栽培し、その全てに「ヒロシノキモチ」と名付け販売している。「社名やブランド名には農業に向き合う自分の熱い思いを込めた」と言う。
猛暑をはじめ気候変動の影響が強まる中、環境条件に応じた栽培管理が重要だと考えている。特に土づくりに力を入れ、8種類の有機肥料を施肥し、田植えと同時に「立山用800」を使用している。この肥料は元智さんが圃場の土壌や気候などのデータを収集・分析し、肥料会社と協力して製造したもので、23年の猛暑下でも収量は前年比で22%増加したという。
また、作業記録や気象データなどを蓄積しながら、AIによる分析も活用している。「稲作は1年に1度しか経験できないが、AIを使うことでその経験をより濃くすることができる」と語る。
今後、新規就農者を支援する環境づくりにも力を入れたいとし、「スムーズに就農できるよう、経験やデータを共有してサポートしていきたい」と話す。








