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【独自の視点で地域計画をブラッシュアップ②】錦町農業委員会

2026年09月25日
     
尾方安技子会長
一武地区切原野で行われた座談会
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地域計画見直しへ二本柱

団地化事業と担い手アンケート


 温暖な海洋性気候に恵まれた苓北町では、潅排水が整備された平場で米と露地栽培のレタス、施設栽培のトマトなどが年間を通じて行われる。山間部では柑橘栽培や黒毛和種を中心とした畜産も盛んだ。一方、

地域計画見直しへ二本柱

団地化事業と担い手アンケート


 温暖な海洋性気候に恵まれた苓北町では、潅排水が整備された平場で米と露地栽培のレタス、施設栽培のトマトなどが年間を通じて行われる。山間部では柑橘栽培や黒毛和種を中心とした畜産も盛んだ。一方、2020年農林業センサスで199経営体だった農家戸数は25年では173経営体となり、高齢化や後継者不足で減少傾向にある。


 同町農業委員会の髙道修二会長は、日常的に近隣や担当地区の農地状況を把握するよう委員らに働き掛ける。「作業へ出かける際など、少しの目配りが荒廃防止につながる」と説き、空き農地を見つけた委員は担い手農家に「この農地で作らんね?」と声を掛ける。こうした日常的な意向把握で細やかな最適化活動につなげている。


 同町では町内9地区で年に1回、担い手農家と地域計画勉強会を開き、地域計画のブラッシュアップに取り組み、本年度からは地域外在住の農地所有者にも呼び掛けたことで、農地を活用する動きが拡大。参加者からは「身近な委員には相談しやすい」との声があがる。また、親元への新規就農者からは「農地を借りる相談ができた」との話があり、同町農業委員会は新たな契約から大区画化等加速化支援事業などへつなげたい考えだ。


 髙道会長は「農業委員は農地を取り持つ仲人役」と強調。「耕作しない農地を見ると『どがんかせんばつまらん』という思いが委員に徐々に広がっている」と語った。

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