【工夫とアイデアで食品をフル活用!②】あわら市・麻王伝兵衛さん
2026年05月29日


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あわら市轟木でハウス10棟にトマト、ズッキーニ、ルッコラなどを栽培する麻王伝兵衛さん(55)は、「あわら蟹がらプロジェクト」に携わる農業者の一人だ。
このプロジェクトは「あわら温泉女将の会」と、取り組みに賛同
あわら市轟木でハウス10棟にトマト、ズッキーニ、ルッコラなどを栽培する麻王伝兵衛さん(55)は、「あわら蟹がらプロジェクト」に携わる農業者の一人だ。
このプロジェクトは「あわら温泉女将の会」と、取り組みに賛同した同市の農業者2人が、生ゴミとして捨ててしまう蟹がらを利用できないか、と考えていたところ、農業者の祖母が蟹がらを肥料にしていたことをヒントに、市観光協会も加わり2011年にスタートした。
かに漁が解禁される11~2月にかけ、農業者が当番制で旅館から出る蟹がらを集め、洗浄・乾燥させる。3月に乾燥した蟹がらを粉砕し、堆肥化させたものを土壌にまき、トマト・メロンを作付けする。
こうして作られたオリジナルの土は、蟹がらに含まれている植物の抵抗力を高める成分を多く含んでおり、農産物が丈夫においしく育つ。
収穫物は「かにからとまと」や「かにからめろん」として販売され、トマトはあわら温泉の一部施設でも使用されている。
今後は、SNSなどを通じて情報発信の場を広げ、県内外の人や若い世代に知識と体験を共有していく。麻王さんは「福井は冬の風物詩である蟹だけでなく、さまざまな農産物がおいしいところ。この取り組みを通じて福井・あわらの魅力発信につながり、多くの方が訪れてくれるとうれしい」と笑顔を見せる。








