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地下ダム完成 畑1500㌶に水利基盤 沖永良部島

2026年05月29日
     
サトウキビ畑でのかん水作業。水の噴射が白い斜線を描く
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 沖永良部島では昨年、着工から19年、総事業費362億円を投じた国営地下ダム事業が完了し、安定した水利基盤が整った。受益面積は和泊町、知名町の両町で1497㌶に及ぶ。

 これまで同島の農業は、ため池や地下水に頼っていたが、干ばつの影響も受けや

 沖永良部島では昨年、着工から19年、総事業費362億円を投じた国営地下ダム事業が完了し、安定した水利基盤が整った。受益面積は和泊町、知名町の両町で1497㌶に及ぶ。

 これまで同島の農業は、ため池や地下水に頼っていたが、干ばつの影響も受けやすく、厳しい農業経営を強いられていた。

 和泊町でサトウキビを3㌶の規模で生産する福永吉兼さん(77)は「畑かん施設の整備で、夏場の成長期や干ばつ時にも十分にかん水できるようになった。サトウキビの生育が良くなり、高単収につながっている」と効果を実感する。

 和泊町農業委員会は農地バンクを活用した農地集積を進め、県内最多の転貸実績を誇る。一部地域では担い手への集積率が60%を超えるなど、効率的な営農体制の構築が進んでいる。

 さらに、農業委員や農地利用最適化推進委員はタブレット端末を活用し、利用意向調査や遊休農地対策を推進。

 畑かん利用による生産性向上が担い手の営農意欲につながり、さらなる農地集積・集約化が進むことが期待される。(和泊町農業委員会)

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