風味豊かな味わいの大玉ナシ 新たな栽培技術を積極導入 蓮田市・吉澤一徳さん

2026年09月04日
     
No items found.

 蓮田市の吉澤一徳さん(41)=写真=は幸水や県オリジナル品種の彩玉などのナシを1㌶栽培。一つ1㌔にもなる大玉のナシは味も絶品で、毎年直売所には多くのお客さんが足を運ぶ。


 11代続く農家に生まれた吉澤さん。父や祖父が農作業を終え良い顔をして

 蓮田市の吉澤一徳さん(41)=写真=は幸水や県オリジナル品種の彩玉などのナシを1㌶栽培。一つ1㌔にもなる大玉のナシは味も絶品で、毎年直売所には多くのお客さんが足を運ぶ。


 11代続く農家に生まれた吉澤さん。父や祖父が農作業を終え良い顔をして帰ってくる様子を見て、中学生のころには農家になると決めていたそう。農業高校を卒業後、県外の果樹研究所で研修に励み、23歳で親元就農した。


 吉澤果樹園のナシの特長は、風味豊かな味わいと一つ1㌔にもなるその大きさ。吉澤さんは「摘蕾(てきらい)」や摘果などの作業ペースをあげ、ナシの木に余裕を持たせた育て方で大きくしています。大玉は味が落ちるイメージがありますが、うちは肥料をなるべく使わず、徹底的に手をかけることで、味もとことん追求しています」と笑顔で話す。


 「試した分だけ知識になる」と、新しい栽培技術にも意欲的な吉澤さん。液肥の導入もその一つだ。生産の過程で生じたくずナシを発酵させ、液肥として活用することで白紋羽病の予防に役立てるほか、酸性の液肥を使用することで殺菌剤の量も5~6割削減できたという。


 「今年もおいしかった」と言われるのが一番のやりがいだという吉澤さん。「お客さんのためにも生涯現役で畑にいたいですね」と熱く語る。

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます