子どもたちに農業体験を提供 調布市・小野一弘さん
2026年10月23日
「水田のある景色を地域から絶やさないように」。調布市の小野一弘さん(63)は水田への強い想いを持つ。
京王線の布田駅から多摩川へ向かう道の途中に現れる約30㌃の水田。市内に残るその貴重な水田の一角で10月4日、地元の子ども会が稲刈りを体験
「水田のある景色を地域から絶やさないように」。調布市の小野一弘さん(63)は水田への強い想いを持つ。
京王線の布田駅から多摩川へ向かう道の途中に現れる約30㌃の水田。市内に残るその貴重な水田の一角で10月4日、地元の子ども会が稲刈りを体験した。
稲刈りしたのは、初夏に田植えも体験した15人の親子。慣れない鎌を手に、小野さんからのアドバイスで稲を刈り進め、子どもたちは上達しながらスピードを上げていった。「小学1年生から参加している」という5年生の女児は、黄色く色づいた水田を誇らしげに眺めた。
小野さんは、自身が所有する水田10㌃に加え、高齢になった所有者から隣接の約20㌃を借り受けて一団で管理する。「地域で相続が発生するたび、農地を減らさざるを得ない現実を痛感する。水田を残すことができている今このときに、ひとりでも多くの子どもたちに水田への愛着を持ってもらい、この体験を将来の糧にしてほしい」と小野さんは願いを込める。









