ワサビを独自のノウハウで水耕栽培 福島市・バイオグリーン研究所
2026年10月02日
福島市大笹生地区にある㈱バイオグリーン研究所の完全水耕栽培のワサビが注目を集めている。
「自然災害や気象など環境に左右されず、安定した収量を得ることができる。なにより収益性が高いのが魅力」と、代表取締役の菅野眞吾さんは話す。
同社では約2
福島市大笹生地区にある㈱バイオグリーン研究所の完全水耕栽培のワサビが注目を集めている。
「自然災害や気象など環境に左右されず、安定した収量を得ることができる。なにより収益性が高いのが魅力」と、代表取締役の菅野眞吾さんは話す。
同社では約200坪のハウスで約3万本のワサビを、代表の菅野さんが独学で得たノウハウで水耕栽培する。水耕栽培の設備は同社とNCORE㈱(東京都武蔵野市)が共同で開発したオリジナルのものだ。
水温や室温などを24時間態勢でモニタリングするほか、ワサビは病原菌に弱いため防塵服を着てエアシャワーを浴びてから入場するなど、食品工場並みの衛生管理を徹底している。
約4カ月周期で収穫し、契約している商社が全量を買い取っている。国内産のワサビは高級品として流通しており、安定した需要が見込まれる。
同社が栽培しているのはワサビの王様と呼ばれる「真妻」と、成長が早い「正緑」の2種類。水耕栽培で育てたワサビは、成長に必要な栄養素のみを与えるため、えぐみや雑みがなく、品質も一定になるという。
菅野さんは「現在の収穫量では需要に追い付いていない。海外への輸出も期待でき、まだまだ伸びしろがある。今後は自社で育苗もできるよう研究中だ」と水耕ワサビ栽培への期待を語った。










