藤枝を藤芋で藤色に染めたい 地域ぐるみでブランドづくり 藤枝市・大石覚郎さん
2026年08月07日
藤枝市の新たな特産品づくりをめざして2024年1月に立ち上げた「藤芋プロジェクト」が、地域で着実に広がりを見せている。代表の大石覚郎さん(77)は、鮮やかな藤色が特徴の藤芋の普及を通じ、地域活性化と担い手の育成に取り組んでいる。
大石さん
藤枝市の新たな特産品づくりをめざして2024年1月に立ち上げた「藤芋プロジェクト」が、地域で着実に広がりを見せている。代表の大石覚郎さん(77)は、鮮やかな藤色が特徴の藤芋の普及を通じ、地域活性化と担い手の育成に取り組んでいる。
大石さんの藤芋との出合いは、職場の親友から新品種の藤芋を譲り受けたことがきっかけ。収穫した時に、中まで鮮やかな藤色に魅力を感じ、「藤枝を代表する農産物になる」と可能性を見いだした。
これまでに、藤芋を使ったポテトチップスを商品化、イベントや販売会などで好評を得るなど、着実に認知度を高めてきた。現在は新たな商品展開にも力を入れており、パウダーに加工し、パンや麺、ソフトクリームなどの開発にも取り組み、藤芋の魅力を幅広い世代に届けようとしている。
また、栽培講習会を開き、初心者への技術指導にも力を注ぐほか、市内小中学校では学校給食で藤芋が使われるなど、地域への浸透も少しずつ進んでいる。
目標は、「藤枝市を藤芋で藤色に染めること。その実現には栽培に携わる仲間を増やすことが欠かせない」と大石さん。「一人でも多くの生産者と力を合わせ、藤芋を地域に根付かせたい」と意気込みを語る。
新たな商品開発や担い手育成へとつながる藤芋の可能性を求め、地域ぐるみでのブランドづくりへの挑戦は続いている。
(山口晏侍情報員)









