ワラビ植え農地の荒廃防ぐ 南陽市・O-SAT
2026年07月24日


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南陽市漆山地区で活動する「おりはたスマートアグリタウン協議会(O-SAT)」(黒澤信彦会長)は6月18日、耕作放棄地化が懸念される約1㌶の農地にワラビの苗を植え付けた。
農地の有効活用に向けた実証実験の一環で、地域住民や行政、協力隊員ら約
南陽市漆山地区で活動する「おりはたスマートアグリタウン協議会(O-SAT)」(黒澤信彦会長)は6月18日、耕作放棄地化が懸念される約1㌶の農地にワラビの苗を植え付けた。
農地の有効活用に向けた実証実験の一環で、地域住民や行政、協力隊員ら約30人が参加した。
同協議会では、持続可能な農業の推進や地域資源の有効活用などさまざまな活動に取り組んでおり、農業者をはじめとする地域住民と行政で構成されている。
同地区では、山際を中心に鳥獣害の増加や離農に伴う耕作放棄地の拡大が深刻化しており、その対策として実証実験を進めている。これまでにも耕作放棄地を活用した実証実験として、景観植物である菜の花やサンショウを植え付け、省力的に農地を継続利用する方法を模索してきた。
今回の植え付けには、事前登録制による協力隊員も加わっており、参加者の多くは地区外の非農家が多かったことから、取り組みへの関心の高さがうかがえた。
草刈りや追肥などの管理作業が比較的少なく、ある程度の収益性が見込める作物であるとしてワラビが選ばれた。植え付けは、ワラビ栽培に詳しい県森林研究研修センターの職員の指導を受け、ポット苗による定植を行った。今後は地下茎が広がることで生育が進み、収穫につながることが期待されている。
協議会では今後も実証実験を継続し、省力的な農地の維持管理手法を模索するとともに、農業を核とした地域づくりを進めていく考えだ。








