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【現場で使える!研究成果】ドローンで追肥 作業時間6割減 ブロッコリー栽培

2026年10月23日
     
ドローンによる追肥
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 農業現場では担い手不足の解消や労働負担の軽減につながる栽培技術の導入が求められている。そこで、ブロッコリー栽培で追肥作業を省力化するため、農業用ドローンを使って肥料を空中から施用する方法を検討した。


 農業用ドローンによる追肥は、粒剤散布装

 農業現場では担い手不足の解消や労働負担の軽減につながる栽培技術の導入が求められている。そこで、ブロッコリー栽培で追肥作業を省力化するため、農業用ドローンを使って肥料を空中から施用する方法を検討した。


 農業用ドローンによる追肥は、粒剤散布装置を装着したものを用いて、施用幅3㍍、地上からの高さ2㍍より硫安を所定量施用した。対照として、背負式散布器を用いた従来の株元条施肥と作業時間、商品収量を比較した。

 その結果、10㌃当たりの追肥作業時間は、株元条施肥が約21分かかるのに対し、ドローンでは約8分で完了し、作業時間を約60%削減できた。広い圃場でも短時間で作業できるため、労働力不足への対応や作業負担の軽減につながる技術になることが期待される。


 また、ブロッコリーの生育や花蕾{{からい}}の大きさ、商品収量は、ドローンによる追肥でも従来の施肥方法とほぼ同等であり、収量や品質を損なうことなく栽培できることが確認された。

 ドローンによる追肥は風が強い条件では肥料の圃場外への飛散や散布ムラが発生する可能性があるため、風の弱い時間帯に作業を行うことが重要だ。また、雨上がりなど葉がぬれた状態では肥料焼けの恐れがあるため注意が必要である。

 (県農林技術開発センター 畑作営農研究部門 干拓営農研究室 清水マスヨ)

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