町の支援事業活用し就農 ジュンサイづくりに情熱 三種町・坂本永遠さん
2026年09月04日
三種町の特産品であるジュンサイ。その栽培に情熱を注ぐ若き担い手がいる。ジュンサイとカラーリーフの栽培に取り組む坂本永遠さん(22)だ。
ジュンサイ栽培に興味を持ったのは18歳の頃。町内の直売施設で特産品を買い求める多くの人々を見て、農業の
三種町の特産品であるジュンサイ。その栽培に情熱を注ぐ若き担い手がいる。ジュンサイとカラーリーフの栽培に取り組む坂本永遠さん(22)だ。
ジュンサイ栽培に興味を持ったのは18歳の頃。町内の直売施設で特産品を買い求める多くの人々を見て、農業の持つ可能性を感じたことがきっかけだった。
「自分もやってみたい」との思いを胸に、町の沼貸し出し支援事業を活用して就農。現在は約1100平方㍍の沼でジュンサイを栽培するほか、カラーリーフの生産・販売にも取り組んでいる。
別名「ぬなわ」と呼ばれるジュンサイは、寒天状のぬめりが品質を左右する。一大産地である三種町の生産環境は、白神山地や出羽丘陵の清流で育まれる。
収穫期には朝4時半から沼に入り、小舟の上でジュンサイの若芽を丁寧に摘み取る。栽培技術や沼の管理方法は地域の先輩農家や沼の所有者から学び、「地域の皆さんに支えられて今がある」と感謝する。近年はインターネット販売にも力を入れ、全国へ届けている。
「まだまだ学ぶことは多いが、まずは現在の規模を大切に守り着実に農業を続けていきたい」と語る坂本さん。地域の支えを力に経験を積み重ねている。
(三種町農業委員会・鴨田翔太郎情報員)









