熊本県農業経営・就農支援センター事例① 益城町・origami farm
2026年04月24日



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2025年1月に農業法人を立ち上げ、益城町の農地50㌃と梅などの経営と販路を継承したorigami farm (同) 。代表社員の魚住友子さん(44)と妹の井手口陽子さん(41)は、24年7月に支援センターへ相談し、移譲希望者とのマッチン
2025年1月に農業法人を立ち上げ、益城町の農地50㌃と梅などの経営と販路を継承したorigami farm (同) 。代表社員の魚住友子さん(44)と妹の井手口陽子さん(41)は、24年7月に支援センターへ相談し、移譲希望者とのマッチングが成立。「1年間の研修を経て就農まで問題を一つずつ解決しながら進めていった」と振り返る。
就農の原点は「口にするものは自分たちで作りたい」と子どもの食の安全を見つめ直したこと。23年には祖父が所有していた遊休地(上天草市)を利用し週末農業に挑んだが、熊本市内から往復4時間の移動や知識不足に直面し限界を感じていた。
支援センターから紹介された際、梅は冬の剪定と梅雨前後の収穫と加工、榊は月2回の出荷と作業が明確で、子育てと両立しやすい点が魅力だと感じた。一方、移譲者の有川英雄さん(77)は当初、非農家の女性2人ということに不安も示したという。
研修では剪定や収穫、加工、販売、経営を学び、「初めての剪定でテニス肘になった」と笑う。有川さんの家族も交えた協議を重ね、経営計画の提示や作業の積み重ねで信頼関係を築いた。
現在は電動の剪定機やチェーンソーを導入し作業負担の軽減を図る。また、収益増をめざし新たな梅の加工品の開発や販路開拓にも取り組み、直売所の開設も計画している。「将来は2㌶まで拡大し、地域に根ざした安心な農産物を届けたい」と意気込む。第三者継承と支援機関の後押しが新たな担い手を育てている。








