「“おいしかった”の声がやりがい」 常陸太田市・武藤春香さん
2026年08月14日
常陸太田市で遊休農地を再生し、ナシと野菜を栽培・直売する「ポコファーム」。代表の武藤春香さん(26)は2025年3月に独立したばかりの新規就農者だ。武藤さんは「『おいしかった』の声を直に聞けるのがやりがい」と笑顔で話す。
非農家出身の武藤
常陸太田市で遊休農地を再生し、ナシと野菜を栽培・直売する「ポコファーム」。代表の武藤春香さん(26)は2025年3月に独立したばかりの新規就農者だ。武藤さんは「『おいしかった』の声を直に聞けるのがやりがい」と笑顔で話す。
非農家出身の武藤さんが農業の道に進み始めたのは大学進学時。植物に興味があり、青森県にある大学の農学部に進学した。在学時、リンゴ農家でアルバイトする中、採れたてのリンゴのおいしさに強く感動した。大変な作業を当然にこなす農業者に憧れたことで、果樹栽培での就農を決意した。卒業後はすぐに茨城県に戻り、果樹栽培が盛んな常陸太田市で22年5月から地域おこし協力隊に就任。ナシ農家のもとで約3年間研修に励み、独立を果たした。
現在収穫する約50㌃のナシ園は、引退した農業者から借り受けた農地。新たに約25㌃の遊休農地を再生し、苗木100本を定植して自分のナシ園を作り上げている最中だ。定植にはSNSで募集した消費者に参加してもらった。定植5年後にはナシを収穫し味わってもらうイベントも計画している。減農薬栽培をめざし、病害虫に強い品種「秋のほほえみ」を中心に5種類を育てる。
同農園の直売所(同市堅磐町1番地)では、8月中旬ごろから今シーズンのナシを販売予定。武藤さんは「この地域には個性豊かな直売所がそろっている。いろいろなナシを食べ比べてみてほしい」と話す。










