【令和を拓く】「規格外トマトの卸業」と位置付け 八代市・中村優貴さん
2026年07月24日




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「農家と消費者の双方を支える」。規格外で廃棄されるトマトの削減に取り組む八代市の中村優貴さん(35)は、自身を「規格外トマトの卸業」と位置付ける。
20歳で家業の農業法人に入り、25歳で独立就農。友人から「捨てられるトマトがもったいない」
「農家と消費者の双方を支える」。規格外で廃棄されるトマトの削減に取り組む八代市の中村優貴さん(35)は、自身を「規格外トマトの卸業」と位置付ける。
20歳で家業の農業法人に入り、25歳で独立就農。友人から「捨てられるトマトがもったいない」との声を受け、廃棄問題に向き合い始めた。異常気象や資材高騰で経営が厳しい中、流通規格に合わないトマトが今も廃棄される。
中村さんは、「2030年までに廃棄トマトゼロ」を目標に掲げ、24年からSNSで発信を始めた。生産者から規格外品を市場より高く買い取り、消費者には手ごろな価格で販売。ECや詰め放題で販路を広げ、加工品開発や企業連携にも取り組む。完熟トマトを活用したドレッシングの原料供給では、年間約5㌧の廃棄削減につながった。
活動開始から3年で削減量は着実に増え、直近8カ月で73・5㌧を削減。周囲への理解も広がってきた。今後は、生産組合やJA、農家と連携しながら、廃棄トマトの削減をさらに拡大していきたいと考える。
最終ゴールは、屋号の農園とフォーク青果店の根源、「Farm to Fork」。持続可能な食料システムの重要性を理念に、食の価値を高め、将来的には、果物や他の野菜などあらゆる農産物の廃棄削減に取り組む計画だ。
インスタグラム「トマト男 農園とフォーク青果店」は右URL(https://www.instagram.com/tomato_nouentofork/)か二次元コード参照。








