市内に1軒残る原木シイタケ生産を承継 益田市・浅井雅裕さん
2026年09月18日
神奈川県から益田市に移住した男性が、市内で1軒のみとなった原木生シイタケを通年出荷する高齢農家の事業を承継し6月から新たなスタートを切った。
事業を承継した浅井雅裕さん(46)は神奈川県の出身で福祉関係の相談員をするなど農業経験はなかった
神奈川県から益田市に移住した男性が、市内で1軒のみとなった原木生シイタケを通年出荷する高齢農家の事業を承継し6月から新たなスタートを切った。
事業を承継した浅井雅裕さん(46)は神奈川県の出身で福祉関係の相談員をするなど農業経験はなかったが、2019年に父の実家がある益田市に移住。就農に向け市内のメロン農家で農業体験をしていた時、原木生シイタケを栽培する斎藤久人さん(80)と出会い、原木生シイタケを初めて食べたときに「濃厚な風味と弾力ある食感。これまで食べてきたシイタケと全く違う」と感じ、本気で学んでみたいと思い20年9月から国の事業「雇用就農資金事業」の研修生として斎藤椎茸園に雇用された。
かつて旧美都町を中心に同市では原木シイタケを通年出荷する農家が28軒あったが、原木栽培は重労働であり、高齢化による離農が進み、斎藤椎茸園が最後の1軒となった。
原木シイタケを通年安定した出荷を行うためには発生時期を調整する必要があり季節やほだ木の状況に応じた知識・ノウハウが必要になる。浅井さんは6年間働く中で少しずつこれらを身につけ、斎藤さんの意向もあり事業承継を決意。6月1日から屋号も改め「原木シイタケダケ」としてスタートした。
浅井さんは「原木シイタケの魅力をもっと知ってもらいたい、栽培する仲間が増えてほしい」と語る。









