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気候変動などに対応した新技術・新品種を学ぶ 愛媛県みかん研究所

2026年04月03日
     
紅プリンセス(愛媛果試第48号)の試食
研究員が剪定のポイントを解説しながら実演
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 宇和島市吉田町にある県みかん研究所は3月5日、春季公開セミナーを開き、県内外の柑橘生産者ら約700人が参加した。

 セミナーでは、菊地毅洋所長による「気候変動を踏まえた生産対策」の講演のほか、炭酸カルシウム剤散布による柑橘類の日焼け症対策技

 宇和島市吉田町にある県みかん研究所は3月5日、春季公開セミナーを開き、県内外の柑橘生産者ら約700人が参加した。

 セミナーでは、菊地毅洋所長による「気候変動を踏まえた生産対策」の講演のほか、炭酸カルシウム剤散布による柑橘類の日焼け症対策技術や、枝変わりの探索などによる柑橘育種の取り組みについて研究成果が報告された。

 圃場では、柑橘類の剪定を研究員がポイントを解説しながら実演。温州みかんは、今年は総じて裏年に当たることを念頭に、母枝を多く残すとともに、おいしいみかんをつくるため日当たりを良くし、下垂した枝に着果させるイメージで枝を整理するよう指導した。

 また、昨年から本格販売が開始された県オリジナル品種「紅プリンセス」(愛媛果試第48号)の試食も行われ、参加者は特徴であるとろけるような食感を確認しながら、味への評価や栽培について意見を交わした。

 みかん研究所では定期的に公開セミナーを開催。「気候変動や資材価格の高騰、スマート化など生産環境が変化する中で、現場の課題に即した新技術・新品種の開発に努め、農家所得の向上と産地強化につなげていきたい」としている。

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