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生産緑地でシイタケを菌床栽培 小平市・石井翼さん

2026年05月29日
     
今年から学校給食への出荷をはじめた石井さん
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 「働く人の精神的な充実感を満たす場でありたい」と話すのは天神農茸(てんじんのうじょう)(小平市)の石井翼さん(31)。叔父から借り受けた生産緑地でシイタケの菌床栽培を行い、近隣の主婦を中心に7人を雇用している。

 石井さんは、祖父との思い出

 「働く人の精神的な充実感を満たす場でありたい」と話すのは天神農茸(てんじんのうじょう)(小平市)の石井翼さん(31)。叔父から借り受けた生産緑地でシイタケの菌床栽培を行い、近隣の主婦を中心に7人を雇用している。

 石井さんは、祖父との思い出の畑が相続により減って行く状況を目の当たりにし、都市部でも成り立つ農業経営の確立をめざして24歳で就農を決意した。5年間の就農準備中、「関わる人が社会的意義を感じられる機会をつくること。そのために、いかにして経営を強固なものとするか考えて菌床シイタケを選んだ」と話す。

 石井さんは現在、子育てや家庭の事情で働きづらさを抱える主婦の働く〝居場所〟をつくりたいという想いで雇用に力を入れている。「働きたい」という気持ちを活かすため、シフトは組まずに自分で出勤日を決めるスタイルにしている。

 「働くことを通じて社会が良くなっていると感じられるように。賃金だけではない仕事の価値をつくり出していきたい。ビジョンを共有し、日々の仕事の先にあるものをともに見据えたい」と、柔らかなまなざしで語る。

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