グランパークせとうち農園を視察 岡山県農業経営者協会


岡山県農業経営者協会(国定豪会長、41会員)はこのほど、物流会社シーアールホールディングス(岡山市)傘下の㈱グランパークせとうち農園(玉野市)を視察した。
同法人は農業の高齢化と担い手不足が深刻化する中、企業が主体となった新しい農業の形を
岡山県農業経営者協会(国定豪会長、41会員)はこのほど、物流会社シーアールホールディングス(岡山市)傘下の㈱グランパークせとうち農園(玉野市)を視察した。
同法人は農業の高齢化と担い手不足が深刻化する中、企業が主体となった新しい農業の形を展開。会員らは大久保泰造代表取締役社長から同社の農業戦略を聴き、園内を見学した=写真。
瀬戸内海の風が吹き抜ける山あいの園内に入ると、まず目に入るのは整然と並ぶビニールハウスだ。トマト、イチゴを主にメロン、ブドウ(計120アール)を栽培。散歩道が整備され、ドッグラン、カフェも伴設し、ファミリーで楽しめる場所になっている。
農作業に励むスタッフの姿も目にする。単なる農園ではなく、地域に溶け込んだ場所となっているのを体感することができた。ハウスでは、養液栽培による高品質で出荷量が安定化されたイチゴやトマト栽培を見学。さらなる挑戦をしているメロン栽培は、価値の高い個体としての安定生産ができることを聴いた。
現在、同法人はさらに休耕田を再生中。地域の負債となりつつある耕作放棄地を単に作物を育てるだけではなく複合施設とすることで、地域コミュニティーの核として再生させている。
「毎年、新入社員が入社し、障がい者、高齢者、短時間勤務希望者など、多様な層が活躍している。農業が憧れを持たれるような産業にしたい。農地を守ることは、地域の未来を守ること」と大久保社長は力を込めた。
国定会長は「規模の小さな法人が最新の設備を取り入れることは難しいが、どの部分をIT化すれば良いかなど勉強になった。農業の新しい境地が広がる。最新のテクノロジーが農業の未来を明るくすることを見せてもらった」と今回の視察の意義を語った。








