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戦略練り稼げる農業めざす 雲仙市・扇会の上村さん

2026年07月17日
     
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 「『地方では無理だ』と切り捨てられた常識を、『地方こそチャンス』に変えたい」と力強く語るのは、雲仙市でカボチャやトウモロコシなどを栽培する㈱扇会代表取締役の上村(つよし)さん(28)=写真。


 京都府出身の上村さんは高校時代にオーストラリ

 「『地方では無理だ』と切り捨てられた常識を、『地方こそチャンス』に変えたい」と力強く語るのは、雲仙市でカボチャやトウモロコシなどを栽培する㈱扇会代表取締役の上村(つよし)さん(28)=写真。


 京都府出身の上村さんは高校時代にオーストラリアへ留学し、初めて農業を経験した。その際、農業従事者の給与水準の高さに触れ、「農業は十分に稼げる可能性がある仕事」だと実感した。


 その後、長崎県内の大学へ進学し、農業や人口減少など地域が抱える課題を学ぶ中で、地方と農業への関心を深めた。卒業後は農業関連会社に就職。耕作放棄地が増加傾向にあることや担い手不足といった農業の課題を目の当たりにした。


 こうした経験から「農業は稼げない」という固定観念を(ふっ) (しょく)し、「農業は大きな可能性を秘めた職業」ということを広く発信したいとの思いで起業することを決意した。


 同社は「売れる農業で、地方の未来を耕す」を企業理念に掲げており、市場ニーズを踏まえた作付け計画や販売戦略により、高付加価値な農産物の生産・販売を展開。未利用農地や耕作放棄地の活用にも積極的に取り組み、収益性と地域課題の解決を両立する経営を実践している。


 上村さんは「インターンシップを通じた若者支援や耕作放棄地の活用をさらに進めたい。また、古民家を再利用した各地での事業展開や、経営を引退した農家の日雇いなどの地域貢献を行うとともに、もうかる農業を実現したい」と意気込みを語った。

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